メンテナンス・保障プラン



10年保証付き定期メンテナンス

薪ストーブの素材は鋳物や銅板ですので通常使用で壊れる様なことはありません。
ただしそれは正しい使用方法でのお話です。
無茶な焚き方は長期間続ければストーブも悲鳴をあげてしまいます。

そこで、エンフリーでは取扱い説明の際に、正しい焚き方、そして適正な薪を使用についてご説明させていただいた上で定期メンテナンスをお勧めしております。
それでも万が一、ストーブや煙突に毀損が生じた場合には無償にて部材の交換をさせていただきます。




煙突掃除

薪ストーブは、安全やメンテナンスのし易さの面からも二重断熱煙突の施工が常識になっております。とはいえ、「スス」や「タール」が全く付着しないわけではありません。使用する薪の含水率は15%前後がベストではありますが、そのような状態の良い薪ばかりを揃えることは至難の業です。
また、煙突内部の空気にも当然ながら湿気が含まれています。住宅周辺の環境によっても左右されますから、いくら高性能な二重断熱煙突でも、外気に触れるレインキャップなどにタールが付着することを防ぐことは不可能と言えるのです。さらに、煙突トップには小鳥の浸入を防ぐための鳥よけネットが付いている場合があります。このネットにタールが付着すると排気障害を起こしてしまい、室内に煙が逆流してしまいます。
定期的な煙突のメンテナンス・・・。これこそが、快適で安全な薪ストーブライフのためには、絶対に欠かすことのできない作業なのです。

シングル煙突と二重煙突の違い

薪ストーブ煙突にはシングル煙突と二重煙突があります。
シングル煙突とは、一枚の金属板で出来ているので表面から多くの熱を発します。昔は、その放熱もエネルギーとして利用していました。今でも、お客様の予算の都合でシングル煙突を勧めるストーブ屋さんもあります。しかし、断熱性に劣るので屋外で使用すると外気で冷やされ、ドラフト(*2)が発生し難くなり、スムーズな排気ができなくなることがあります。

したがって、壁や屋根の貫通部分から屋外側は断熱性に優れた二重断熱煙突を使用することで、ドラフトを維持し「スス」や「タール」の付着を抑えるのが常識となっています。また、排気は冷えることで結露しますので温度を下げずに排煙する必要があるのです。

 *1 二重煙突でも断熱材の無い中空二重煙突もあります。
 *2 煙突の吸い込む力のこと。

煙突の高さ

ストーブがご機嫌に燃焼するには、そのストーブの容量にもよりますが、一般的にはストーブ天板から煙突トップまでは最低4メートルは必要です。これは最低ラインで、必ず煙突を屋根より高い位置まで伸ばし、風の影響を検討した上で適切な高さを確保してください。
厳密に言えば、屋根葺き材より上部に90センチ以上は立ち上げる必要があります。細かい規定につきましては、ストーブショップにご確認ください。

煙突の施工方法

相談の段階で、お客様からよく出る質問は、
『煙突はまっすぐの方がいいですか?』
この質問の真意は、煙突を曲げて施工した場合、排気効率の低下により何か問題が発生するだろうかという不安です。
私の答えは決まっています。
『まっすぐに越したことはありませんが、煙突を曲げて施工してもお客様が考えていらっしゃるような大問題は起きませんよ!』

新築住宅であれば、限りなくまっすぐ施工することは可能ですが、既存住宅に薪ストーブを設置する場合は、いろいろな制約がありますので、30度や45度のエルボ管(写真参照)を使って建築躯体を避けるなどの施工になる場合もあるわけです。現在の住宅では太陽光発電システムが屋根に乗っていたりするケースも多いと思いますので、新築住宅の場合でも曲げて施工したり、壁から出すことも当然あり得ます。
ただし、一つ言えることは・・・、
壁出しの場合、どうしても煙突トップが軒先の上部にきますので、煙突掃除の際には、十分に気を付けて作業にあたる必要があります。つまり、煙突の施工方法によって、薪ストーブユーザーさまの経済的負担も変わってくることがあるということを頭の片隅に置いておいていただきたいと思います。

煙突掃除料金

25000円~
距離やご依頼時期によって料金は変動致しますのでお気軽にお問い合わせください。

※ご依頼時期による料金の変動についてはコチラをご確認ください
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