CASE02:埼玉県深谷市

2022年5月

書斎に設置された薪ストーブをリビングへ移したいというお客様からのお問い合わせ。
シングル煙突で且つ横引きが長く燃焼が悪い、煙突の掃除もやりにくいとのことで、その2点を改善して欲しいとのご依頼でした。

2022年8月

現地を見に行き最初の候補としてあったのが今のダイニングスペースをずらしてそこに設置するというもの。その際に部屋を増築して真っすぐ屋根貫きにしてしまうという案も出ていました。煙突工事だけでなく増築の費用も掛かる大掛かりな工事になってしまうという事で増築無しの壁貫きでの施工も提案させていただきました。
しかしダイニングをずらし今の生活スタイルを変えるより今のスタイルを維持しつつ薪ストーブを置きたいという希望からリビングへ変更。ここであれば薪ストーブを設置するスペースにも余裕がありますし屋根貫きの施工も問題なくできます。

2022年9月

工事は垂木間と元々付いていた照明の位置、電気配線との兼ね合いを見て煙突の貫けるポジションを確認し施工。
真っすぐに煙突を降ろすことができ十分な高さを取れました。
これで書斎にあった頃のシングル管で横引きの長い状態より健全な燃焼が可能となりました。
薪ストーブ本体が壁との離隔を十分にとれているので遮熱板などの対策を講じることなく設置ができました。これにより全方位へ放熱しロスなく部屋へと伝える事ができます。