CASE01:静岡県三島市(イエルカ 大梅)

2021年12月

古民家を改修する際に薪ストーブの導入を希望のお客様からのお問い合わせ。

2022年9月

現地を見に行き、最初の候補としてあったのが和室の一室に設置し、二階の床を抜いて屋根を抜いていくというもの。
施工的には特に問題は無かったのですが、クッキング薪ストーブを使う際にキッチンからそれなりに距離があった点、メインで使う部屋ではないという点で設置場所の変更を考えました。

次の候補としてあったのがキッチンの横。クッキング薪ストーブを活かすという点ではとても良いです。しかし施工を考えたときに煙突の曲げや支持の強度を出すことが出来ずそこも難しいという事に。屋根貫きでの施工はこれ以上良いポジションが無いので次は壁貫きでのポジションを検討することに。

筋違も干渉せず貫ける所はありましたが、建物へ強力に支持出来る場所がありませんでした。ですが支柱を建ててそこに煙突を抱かせれば強力な支持ができるため壁貫き+支柱を採用しそこのポジションに決定しました。

2022年11月

炉台が完成したタイミングで工事に入ります。
基本的に煙突を壁から出す施工の工事は一日がかりでの工事になります。
まずは薪ストーブを搬入し高さの確認。
そして外の支柱を固定し壁から出てきた煙突を2つの支持金物で支柱に抱かせます。
その後一か所、建物側で支持をして計3箇所固定し施工完了です。
支柱を建てることができれば壁から煙突を出した際に支持するところが無くても施工することができます。